レポート課題

課題1

課題1-1、課題 1-2 について 2006年 6 月 5 日までにレポートを提出しなさい。 様式は自由ですが、 A4 の用紙を使用し、表紙を付けて下さい。 但し、レポート見本を良く読んで、同様の形式になるように体裁を整えて下さ い。 提出は講義時、または 11 号館 12 階 1206 室の指定場所まで。

課題1-1

表計算ソフトを使用して、方程式 a x2 + b x + c = 0 を満たす x を求める表を作成しなさい。 入力 abc がどのような値(0を含む) になっても正しい値が出るようにしなさい。 また、解は実数のみを考えても、複素数を考慮しても良い。

課題1-2

表計算ソフトで使われる絶対参照の重要性を、例を用いて説明しなさい。

課題2

以下の課題について 2006年 6 月 26 日までにレポートを提出しなさい。 様式は自由ですが、 A4 の用紙を使用し、表紙を付けて下さい。 但し、レポート見本を良く読んで、同様の形式になるように体裁を整えて下さ い。 提出は講義時、または 11 号館 12 階 1206 室の指定場所まで。

課題

C 言語を使用して、方程式 a x2 + b x + c = 0 を満たす x を求めるプログラムを作成しなさい。 入力 abc がどのような値(0を含む) になっても正しい値が出るようにしなさい。 入力方式は基本的にはプログラム冒頭の代入文で行い、様々な入力に関しては 全て再コンパイルで対応すること。 また、全ての条件分岐(if文)が正常に動作していることを確かめるために、そ れぞれの条件に対応する例題を作り、実際に動作テストを行った結果も示すこ と。 なお、解は実数のみを考えても、複素数を考慮しても良い。

課題3

以下の課題について 2006 年 7 月 10 日 20:00 までにレポートを提出しなさ い。 様式は画面サイズ A4 の PDF ファイルで、 WWW ブラウザを使用し、提出ページ に従いファイルを提出しなさい(紙のレポートは不可)。

課題

C 言語を使用して以下の条件を満たすプログラムを作りなさい。 また、適切なテストデータを作り、正常に動作することを確かめなさい。

  1. プログラムの冒頭に float 型の配列 data が宣言されている。初期値が 設定されるが、最後の値は負になっている。
  2. プログラムは配列 data の内容が始めて負になるまで順に出力し、その後に 平均値を出力して停止する。
  3. data の内容が無い時、つまり data[0]<0 の時は何も出力せずに停止 する。 これは float data[]={-1}; の場合を考えれば良い。 float data[]={}; の場合について言っているわけではないので 注意すること。
  4. 異なるデータ列を処理したい場合、配列 data の初期化の文以外は変更せ ずにプログラムが動作すること。
  5. 実行例を示す際は、毎回プログラムを全て示す必要は無く、 配列変数 data の宣言部(つまり変更部分)のみを示せば十分である。

改行や出力フォーマットは自由にデザインし、考察を述べること。 なお、上記で使用している型 float に関しては、適切な理由を述べれば double を代わりに用いても良い。

data が次の宣言の時、出力は以下のようになる。

宣言

float data[]={0.5, 1.5, 2.5, -1};
出力
0.50000
1.50000
2.50000
平均 1.50000

評価方法

レポートのページ制限はありませんが、簡潔さ読み易さは評価しますので、 同じ内容なら短い方を高く評価します。 評価は 10 点法で行い、5 点以下は不合格として再提出してもらいます。

なお、写したと思われるほど酷似したレポートが複数提出された場合、原著が どれかの調査を行わず、抽選で一通のレポートのみを評価 の対象とし、他は提出済みの不合格レポートとして再提出は課しません。 自分で意図せずに他人にコピーされてしまった場合も同様ですので、レポート の取り扱いについては十分に注意して下さい。

また、成績評価は全レポートの合格と定期試験の受験が前提です。 レポートが一つでも不合格、または定期試験を受験しなかった時は不合格にな ります。


坂本直志 <sakamoto@c.dendai.ac.jp>
東京電機大学工学部情報通信工学科