第二回 コンピュータ基礎
- はじめに
- 自習
- 基本的な操作
- 危険な操作
- コンピュータの仕組(2)
本日の三限目は自習にします。
ノートパソコンを受け取った人へ
箱や梱包材は必ず持ち帰って下さい。大学に捨てて行かないでください。
次の課題を行い、問いに答えなさい。
- 梱包材などを壊さないように開封する。
- 部品のリストを見ながら内容物を確認する。
- 指示に従って保証書などを処理する。
- マニュアルを読み、基本的な操作を確認する。
- 電源を繋ぎ、正常に動作することを確認する。
問
- 「パソコンに興味はあるが、知識がない友人に自分のノートパソコンを貸す」という設定で、「電源の入れ方、切り方」のマニュアルを書きなさい。
- ノートパソコンを操作して、次の項目を調べなさい。
- ハードディスクの総容量
- ハードディスクの空き容量
- CPU の名前
- メモりの容量
- バッテリの充電状況
- 次の行為をして良いか悪いか、利用許諾条件を読んで答えなさい。理由も書くこと。
- ノートパソコンの貸し借り
- Windows の CD-ROM の貸し借り
- Windows のソフトウェアの開発
- Windows の内部解析
- Windows のバックアップ
- ハードディスクの内容が全て消えたとき、修復する方法を書きなさい。
装置と機能
- パッド
- ポインタの移動
- 左ボタン
- 指示、画面上のいろいろな操作
- 右ボタン
- メニューの表示
- キーボード
- 文字の入力の他、各種コントロール
画面上の表示の意味
- ポインタ
- 目標物を指す。
- アイコン
- 機能を絵で表したボタン。シングルクリックで機能するものと、ダブルクリックで機能するものがある。
- メニューバー
- 基本的な操作を提供する。
- スクロールバー
- ドラッグすることで、対応するウィンドウをスクロールさせることができる。
- 各種ボタン
- 様々な機能が割当られている。(統一的な割当られ方ではない)
操作
- シングルクリック(クリック)
- ポインタをアイコンの上に移動して、左ボタンを一回だけ短い時間押して、離す。(離した時に、アイコンの機能が動作する)
- ダブルクリック
- ポインタをアイコンの上に移動して、左ボタンを二回素早く押す。(素早くないとダブルクリックにならない)→ コントロールパネル
- ドラッグ(drag)
- ポインタをアイコンの上に移動して、左ボタンを押し、押したままポインタを移動する。移動先で左ボタンを離す。移動した経路や移動量により、いろいろな意味が割当られる。
- ドラッグ & ドロップ
- アイコン(「アイコン A」とする)上で左ボタンを押し、ポインタを動かし、他のアイコン(「アイコンB」とする)上で左ボタンを離す。
アイコン A にアイコン B の機能を作用させる。
Windows のシェル(エクスプローラ)の基本的な使い方
画面構成
- デスクトップ
- アイコンの表示をする。
- メニューバー
- 様々なボタンが貼り付けられ、重要な動作を提供する。
提供される機能
- コマンドの実行
- コマンドの実行の仕方には何通りかある。
- メニューバーを操作してコマンドを選択する。
- デスクトップの実行可能ファイルのアイコンをダブルクリックする。
- ウィンドウの表示(操作を統一する)
- どのコマンドを実行しても同一の操作感を提供する。
- Ctrl+Alt+Del
- 強制的にコンピュータの動作を停止させる(「割込み」と言う)。
連打すると強制再起動する(Linux など他の OS でも同等)。
Windows NT 系(2000を含む)は何故かログインの要求に使用する。
- BIOS
- OS を読み込むため、コンピュータ起動時に動作する。
設定を行うとコンピュータの状態を大きく変更できるため、知識なく操作するとコンピュータを異常な状態してしまう危険性がある。
必要最低限の機能しかないので、安全性には配慮されてない。
- 起動ドライブの設定(CD-ROM から起動するなど)。
- パスワードロック(パスワードを入れないと操作できなくさせることができる)。
但し、パスワードを忘れると二度と使用できなくなる。
- ウィルスの防御機能。OS をインストールするときしか使用しない領域を保護する。
オペレーティングシステムの仕組(その2)
- グラフィックシェル
- 上述の通り
- キャラクタユーザインタフェイスのシェル
- MS-DOS プロンプト(command.com)
- CPU や メモりーのモニタ
- アクセサリ→システムツール→システムモニタ(アプリケーションの追加と削除)
- ドライバ
- マイコンピュータ→プロパティ