レポート課題

課題1

レポート締切日: 2024年11月18日23:59

提出先: BOX にファイル名を 学籍番号-1.pdfとして、 アップロードすること

GUI を使用した電卓を作成しなさい。ただし、計算機構として、言語仕様に含 まれる文字列から式を認識する eval 関数やそれに類する機能を使用してはい けない。またWebアプリではなく、外部サーバと通信もしないこと。

仕様

  1. 繰り返し何度も計算ができること
  2. 小数点付きの数を使用できること
  3. 加減乗除が可能なこと
  4. 不正な入力を行っても、再起動なしに通常の計算に復帰できること

レポート内容の指定

  1. レポートは章立てをすること。
  2. 仕様の実現方法を検討し、作成するプログラムの仕様をまとめること。
  3. 計算の実現方法について一章を割いて説明すること。フローチャート、 状態遷移図、クラス図など一枚以上の図を必ず作成し、その図を使って説 明すること
  4. 画面のデザインのしかたを説明すること
  5. プログラムの説明では各キーを押したときの動作を文脈自由文法または 状態遷移図を用いて説明してください。
  6. 不正入力の回避の説明に関しては、テスト入力パターンを作成し、それ を用いて説明してください。
  7. 授業中に説明していないライブラリを使用する場合は、ライブラリ内部 のプログラムまですべて説明すること

課題2

レポート締切日: 2025年1月20日23:59

提出先: BOX にファイル名を 学籍番号-2.pdfとして、 アップロードすること

何らかの入力、何らかのボタンがある、実用的なブラウザアプリケーションを作り、報 告しなさい。 但し、外部サーバを必要とせず、作成したファイルを読み込むだけで動作する ものとする。 また、課題1と同一の内容のレポートは受け付けない。

レポート内容の指定

使用マニュアル、 画面のレイアウト、アルゴリズム、入力例に基づく実行例などを明示すること。 また、アルゴリズムの説明についてはプログラムの構造を示す図 (フローチャート、状態遷移図、クラス図など)を1枚以上使い説明すること。

レポート作成上の注意点

  1. プログラミングのレポートの基本構成は次のとおりです。
    1. どのようなプログラムを作るかの説明
    2. プログラムの説明
    3. プログラムが目的の動作をしていることを示す実行例
    これに、プログラムリストが図や付録として付属し、最後に考察も行いま す。
  2. プログラミングのレポートでは必ずプログラムの説明をすること。 その時に、一行一行を日本語に直訳するのではなく、データの読み込みとか、 出力とかの部分に分割し、機能毎に使用した手法を説明すること。 プログラム中にコメントを入れてもプログラムの説明とはみなさないので注意 する事。
  3. 「問題を解きなさい」という問に対して「解きました。合ってました」で は正解ではないことはわかるはず。 「テストしなさい」という問に対しては、テストの方法の説明、実際のテスト の実施方法、テスト結果、検証などを説明して下さい。
  4. レポートは手書きでもワープロでも構いません。但し、実行結果はコン ピュータの出力を添付すること。 実行結果が無いレポートは不合格です。
  5. 考察は必ず書いて下さい。
  6. 不必要なことはなるべく書かない事。 長過ぎるレポートは減点します。またなるべく両面印刷にしてください。 但し、文字は必要以上に小さくしない事。レポート本文の文字は 10 ポイント 以上のものを使う事。 ただし、必要なことはすべて書く必要があります。「長くなるので省略」した ら不合格になります。

なお、写したと思われるほど酷似したレポートが複数提出された場合、原著が どれかの調査を行わず、抽選で一通のレポートのみを評価 の対象とし、他は提出済みの不合格レポートとして再提出は課しません。 自分で意図せずに他人にコピーされてしまった場合も同様ですので、レポート の取り扱いについては十分に注意して下さい。


坂本直志 <[email protected]>
東京電機大学工学部情報通信工学科